痛みの種類別対処法と緊急時の連絡先
こども矯正の痛みは2〜3日で治まるのが一般的です。
痛みには「圧迫痛(歯が動く痛み)」「装置が当たる痛み」「ワイヤー調整後の痛み」の3種類があり、 それぞれ対処法が異なります。
冷やす・鎮痛剤・柔らかい食事の3つの対処で、 ほとんどの痛みは自宅で管理できます。
1
日目
装置をつけた直後は、違和感が強く、口の中が気になります。 ワイヤー矯正の場合、歯にじわじわとした圧迫感を感じ始めます。 この時点では激しい痛みはありませんが、食事がしにくくなります。
2
日目
装置装着後24〜48時間が痛みのピークです。 歯が動き始めるため、噛むと痛い・歯が浮いた感じがします。 硬い食べ物は避け、柔らかい食事(おかゆ・うどん・スープ)を摂りましょう。
3
日目
3日目以降は痛みが徐々に和らぎます。 噛む力を少しずつ戻せるようになり、普通の食事(柔らかめのご飯・魚)が食べられるようになります。
7
日目
1週間後にはほとんど痛みを感じなくなります。 装置にも慣れて、普通の食事(肉・野菜)が食べられるようになります。 ただし、硬い食べ物(スルメ・ナッツ)は引き続き避けましょう。
ワイヤー矯正の場合、月1回のワイヤー調整後にも同じ痛みのサイクルが繰り返されます。 ただし、2回目以降は慣れてきて、痛みが軽く感じられることが多いです。
プレオルソ・ムーシールドなどの取り外し式装置は、ワイヤー矯正ほど強い痛みは出ません。
痛みの種類ごとに対処法が異なります
頬の外側から冷やすことで、炎症を抑えます。 氷を直接当てるのではなく、保冷剤をタオルで包んで頬に当てます。
目安:1回10分、1日3〜4回まで。冷やしすぎると血行が悪くなるので注意。
痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤(子ども用バファリン・カロナールなど)を服用できます。
飲むタイミング:装置装着後すぐ、または就寝前に飲むと痛みのピークを和らげられます
注意:用法・用量を守り、連続3日以上服用する場合は担当医に相談してください
痛みがある間は、噛まずに食べられる柔らかい食事を選びましょう。
おすすめ:
矯正用ワックス(歯科医院で貰える)をブラケットやワイヤーの当たる部分に貼ります。 クッション代わりになり、口内炎を防げます。
使い方:米粒大のワックスを指で丸めて、当たる部分に押し付ける。食事の時は外す。
すでに口内炎ができている場合は、市販の口内炎パッチ(アフタッチなど)を貼ります。
効果:2〜3日で治ります。パッチがない場合は、塗るタイプの口内炎薬(ケナログなど)も有効です。
ワイヤーの端が飛び出して頬に刺さる場合は、すぐに歯科医院に連絡してください。 応急処置としては、矯正用ワックスで先端を覆うか、清潔な爪切りでワイヤーをカットすることも可能です(自己判断で行わず、まずは連絡を)。
調整日を午前中に設定すれば、 痛みのピーク(調整後6〜24時間)が夜になります。 就寝前に鎮痛剤を飲むことで、痛みを和らげながら眠れます。
調整日の夕食は、あらかじめ柔らかい食事(おかゆ・うどん)を準備しておきましょう。 痛みが出てから買い物に行くのは大変です。
ワイヤー調整の痛みは、2回目以降は徐々に慣れて、軽く感じられるようになります。 初回が一番辛いので、「次はもっと楽になる」と安心してください。
以下の症状がある場合は、すぐに歯科医院に連絡してください
通常は2〜3日で治まる痛みが、1週間以上続く場合は異常です。 装置が合っていない、または歯に無理な力がかかっている可能性があります。
ブラケットが外れた、ワイヤーが切れた、プレオルソが割れたなど、装置が破損した場合はすぐに連絡してください。 そのまま放置すると、治療が進まなくなります。
口内炎が2週間以上治らない場合、 装置が常に同じ場所に当たっている可能性があります。 装置の調整が必要です。
歯茎が赤く腫れる、出血が止まらない場合は、 歯肉炎や歯周病の可能性があります。 矯正装置があると歯磨きが難しく、歯茎が炎症を起こしやすくなります。
ワイヤーの端が飛び出して頬に刺さり、出血する場合は緊急対応が必要です。 応急処置として矯正用ワックスで覆い、すぐに連絡してください。
F歯科・矯正歯科
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翌診療日に優先的に対応いたします。
A.いいえ、こども矯正の方が痛みが少ないです。 成長期の子どもは骨が柔らかく、歯が動きやすいため、弱い力で矯正できます。 大人の矯正は骨が硬いため、強い力が必要で痛みも強くなります。
A.はい、鎮痛剤を飲んでも矯正の効果は変わりません。 痛みは「歯が動いている証拠」ですが、痛みを我慢する必要はありません。 むしろ、痛みでストレスを感じると食欲が落ちたり、装置を外したくなったりするため、適切に鎮痛剤を使う方が治療がスムーズに進みます。
A.プレオルソ・ムーシールドなどの取り外し式装置は、ワイヤー矯正ほど強い痛みは出ません。 ただし、装着直後は「違和感」「圧迫感」があり、 口が閉じにくい、よだれが出やすいなどの症状が出ます。 1〜2週間で慣れますが、装置の縁が歯茎に当たって痛い場合は、すぐに連絡してください。