ホームこども矯正スポーツ・楽器への影響

スポーツ・楽器への影響
歯並びと運動・演奏パフォーマンスの関係

矯正治療でパフォーマンスが向上する理由

結論

歯並びが悪いと、運動能力・呼吸効率・楽器の演奏に悪影響があります。

特に「食いしばり」「呼吸」「口腔容積」の3つが重要で、 正しい咬合(噛み合わせ)があることで、瞬発力・持久力・集中力が向上します。

矯正治療で歯並びを整えることで、スポーツや楽器のパフォーマンスが改善します。

スポーツへの影響

歯並びが悪いと、運動パフォーマンスが低下します

1

食いしばりができず、瞬発力が出ない

正しく食いしばれないと、全身に力が入らず、 瞬発力が必要な動作(ジャンプ・ダッシュ・投げる)で最大限の力を発揮できません。

影響が大きいスポーツ:

  • 陸上(短距離・跳躍)、サッカー、バスケットボール、野球、テニスなど
2

口呼吸で持久力が低下する

歯並びが悪いと口呼吸になりやすく、酸素摂取効率が低下します。 鼻呼吸に比べて酸素摂取量が20〜30%減少し、 持久力が必要な競技でスタミナ切れを起こしやすくなります。

影響が大きいスポーツ:

  • 陸上(長距離)、水泳、サッカー、バスケットボール、自転車など
3

顎の位置がずれて、バランス感覚が悪化

咬合(噛み合わせ)が悪いと、頭の位置がずれて全身のバランスが崩れます。 体幹が不安定になり、転倒しやすくなったり、正確な動作ができなくなります。

影響が大きいスポーツ:

  • 体操、フィギュアスケート、ダンス、サーフィン、スケートボードなど
4

集中力が低下し、反応速度が遅くなる

口呼吸や咬合不全があると、脳への酸素供給が不足し、 集中力・判断力・反応速度が低下します。特に試合の終盤で疲労が溜まると、ミスが増えます。

影響が大きいスポーツ:

  • 卓球、バドミントン、テニス、野球(バッティング)、格闘技など

歯並びが悪い選手

  • 食いしばりができず、瞬発力が20%低下
  • 口呼吸で酸素摂取量が30%減少
  • バランス感覚が悪く、体幹が不安定
  • 集中力が続かず、試合終盤でミス増加

歯並びが良い選手

  • しっかり食いしばれて、最大限の瞬発力を発揮
  • 鼻呼吸で効率的に酸素を摂取
  • 正しい咬合で、全身のバランスが安定
  • 集中力が持続し、試合終盤でもパフォーマンス維持

楽器への影響

歯並びが悪いと、特に管楽器の演奏に影響します

1

管楽器:息が漏れて音が出ない

出っ歯・受け口・すきっ歯があると、 マウスピースと唇の間に隙間ができて、息が漏れてしまいます。 特にトランペット・ホルン・チューバなど、唇を密着させる楽器で影響が大きいです。

影響が大きい楽器:

  • 金管楽器:トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ
  • 木管楽器:フルート、クラリネット、オーボエ、サックス
2

口腔容積が狭く、息のコントロールが難しい

歯並びが悪いと、口の中のスペース(口腔容積)が狭くなり、 舌が自由に動かせません。息の量・速さをコントロールできず、音程が不安定になります。

特に影響するのは:高音・低音の切り替え、ビブラート、ダイナミクス(強弱)のコントロール

3

舌が正しい位置に置けず、タンギングができない

歯並びが悪いと、舌を上顎につける「正しい舌の位置」が取れません。 管楽器のタンギング(舌を使って音を区切る技術)がうまくできず、音の立ち上がりがぼやけるようになります。

影響:スタッカート(短く切る音)、トリル(連続する音の切り替え)が苦手になる

4

長時間の練習で顎が疲れやすい

咬合(噛み合わせ)が悪いと、顎の筋肉に無理な負担がかかり、 長時間の練習で顎が痛くなります。特に吹奏楽部で毎日練習する場合、顎関節症のリスクが高まります。

プロの演奏家も矯正治療をしている

プロのオーケストラ奏者の中には、演奏パフォーマンス向上のために矯正治療をする人がいます。 特に金管楽器(トランペット・ホルン)は、歯並びが演奏に直結するため、子どもの頃から矯正治療を受けることが推奨されています。

注意:矯正治療中は一時的に演奏が難しくなる場合があります。 治療のタイミング(部活の大会前は避けるなど)を担当医と相談しましょう。

矯正治療でパフォーマンスが向上するメカニズム

1

正しく食いしばれるようになる

矯正治療で咬合(噛み合わせ)が整うと、上下の歯がしっかり噛み合い、食いしばりができるようになります。 食いしばることで全身に力が入り、瞬発力が20〜30%向上します。

効果:ジャンプ力・投球速度・走力・バッティングパワーの向上

2

鼻呼吸ができるようになる

歯並びが整うと、舌が正しい位置(上顎)に置けるようになり、口が閉じやすくなります。 口呼吸から鼻呼吸に切り替わることで、酸素摂取効率が30%向上します。

効果:持久力の向上、疲労回復の速さ、集中力の持続

3

全身のバランスが改善される

咬合が正しくなると、頭の位置が正常に戻り、全身のバランスが整います。 体幹が安定し、バランス感覚が向上します。

効果:転倒しにくくなる、正確な動作ができる、体幹トレーニングの効果が高まる

4

口腔容積が広がり、息のコントロールが向上

矯正治療で顎が広がると、口の中のスペースが広くなり、舌が自由に動かせるようになります。 管楽器の演奏で、息の量・速さを正確にコントロールできるようになります。

効果:音程の安定、高音・低音の切り替えがスムーズ、タンギングの精度向上

矯正治療のタイミング

スポーツや楽器を続けながら矯正治療を受けるには

大会・発表会の3ヶ月前までに開始する

矯正治療開始直後は、装置に慣れるまで1〜2ヶ月かかります。 大会や発表会の直前は避け、少なくとも3ヶ月前には治療を開始しましょう。

取り外し式装置(プレオルソ・ムーシールド)を選ぶ

取り外し式の装置なら、 スポーツや楽器の練習中は外せるため、パフォーマンスへの影響が少ないです。 ただし、1日の装着時間(8〜10時間)を守る必要があります。

固定式装置の場合、マウスガードを併用する

ワイヤー矯正(固定式)の場合、スポーツ中にマウスガードを装着することで、 口の中の怪我を防げます。特にコンタクトスポーツ(ラグビー・格闘技)では必須です。

管楽器奏者は、段階的に慣らす

管楽器の場合、矯正装置に慣れるまで演奏が難しくなる期間があります。 最初は短時間の練習から始めて、徐々に装置に慣らすことが重要です。

注意:矯正治療を避けるべき時期

  • 大会・発表会の1ヶ月前〜当日
  • 中学3年生の受験直前(勉強に集中したい時期)
  • 部活の引退試合直前(最後の大会に全力を出したい時期)

よくある質問

Q1.矯正治療中でもスポーツはできますか?

A.はい、矯正治療中でもスポーツは可能です。 取り外し式の装置(プレオルソ・ムーシールド)なら、練習中は外せます。 固定式のワイヤー矯正の場合、マウスガードを装着することで、 口の中の怪我を防げます。ただし、装置に慣れるまでの1〜2ヶ月は、パフォーマンスが一時的に低下する可能性があります。

Q2.矯正治療で本当にパフォーマンスは向上しますか?

A.はい、矯正治療でパフォーマンスが向上するというエビデンスがあります。 特に正しく食いしばれるようになることで、瞬発力が20〜30%向上します。 また、鼻呼吸ができるようになることで、酸素摂取効率が30%向上し、持久力も改善します。 ただし、効果が出るまでには治療完了後3〜6ヶ月かかります。

Q3.管楽器を吹きながら矯正治療はできますか?

A.はい、可能です。ただし、矯正装置に慣れるまでの1〜3ヶ月は演奏が難しくなります。 特にトランペット・ホルンなど、唇を密着させる楽器は影響が大きいです。

対策として、取り外し式の装置(プレオルソ)を選ぶか、発表会・コンクールの3ヶ月以上前に治療を開始することをおすすめします。 治療のタイミングは、担当医と相談しましょう。

スポーツ・楽器と両立できる
矯正治療を

F歯科・矯正歯科では、お子さんの習い事に合わせた
治療計画を提案しています。
取り外し式装置や、治療開始のタイミングなど、
最適なプランをご提案します。