セラミック治療の種類

インレー・クラウン・ベニアの違いと選び方

それぞれの特徴を理解して、
あなたに最適な治療法を見つけましょう

治療の範囲で分ける4つのタイプ

虫歯の大きさや歯の状態によって最適な治療法が異なります

インレー(詰め物)

小さな虫歯治療に最適

歯の噛む面の一部を削り、その部分だけをセラミックで埋める治療法です。歯を削る量が最小限で済むため、歯へのダメージが少ないのが特徴です。

こんな方におすすめ

  • 虫歯が小さい・浅い
  • できるだけ歯を削りたくない
  • 奥歯の銀歯を白くしたい
  • 費用を抑えたい

目安費用:40,000円〜60,000円/1本

アンレー(部分的な被せ物)

中程度の虫歯治療に

インレーよりも広範囲ですが、クラウンほどではない中間的な治療法です。 歯の尖った部分(咬頭)を含めて覆うため、強度が高くなります

こんな方におすすめ

  • 虫歯が中程度の大きさ
  • 咬頭(歯の尖った部分)が弱っている
  • 全体を覆うクラウンは避けたい
  • 強度と審美性を両立したい

目安費用:50,000円〜70,000円/1本

クラウン(被せ物)

大きな虫歯や変色した歯に最も人気

歯全体を覆うように被せる治療法です。大きな虫歯治療や、変色した歯を白くする際に使用します。最も強度が高く、審美性も優れています

こんな方におすすめ

  • 虫歯が大きい・深い
  • 神経を取った歯(失活歯)
  • 前歯を綺麗にしたい
  • 歯の形や色を大きく変えたい
  • 強度と見た目を最優先したい

目安費用:80,000円〜150,000円/1本

ベニア(付け爪タイプ)

前歯の審美治療に特化

歯の表面を薄く削り、薄いセラミックを貼り付ける治療法です。 付け爪のようなイメージで、削る量が最小限で済み、審美性が非常に高いのが特徴です。

こんな方におすすめ

  • 前歯の色や形を整えたい
  • 歯と歯の隙間(すきっ歯)を治したい
  • ホワイトニングでは白くならない歯
  • できるだけ歯を削りたくない
  • 美しい笑顔を手に入れたい

注意点

  • 前歯専用(奥歯には使えません)
  • 強い衝撃には弱い
  • 歯ぎしりが強い方には不向き

目安費用:80,000円〜120,000円/1本

セラミックの材料による種類

使用する材料によっても特性が異なります

オールセラミック(e.max)

100%セラミックで作られた最も審美性の高い材料。 透明感があり、天然歯に最も近い見た目を実現できます。

  • • 審美性:最高
  • • 強度:中〜高
  • • 前歯に最適

ジルコニアおすすめ

「白いダイヤモンド」とも呼ばれる非常に強度の高い材料。 割れにくく、金属アレルギーの心配もありません。 最新のものは審美性も向上しています。

  • • 強度:最高
  • • 審美性:高
  • • 奥歯に最適
  • • 前歯にも対応

PF(ジルコボンド)最高級

ジルコニアフレームの上に陶材を焼き付けた最高級の材料。 ジルコニアの強度とオールセラミックの審美性を兼ね備えています。透明感と色調再現性に優れ、最も審美性が高いと言われています。

  • • 審美性:最高級
  • • 強度:最高
  • • 前歯に最適
  • • 奥歯にも対応

ハイブリッドセラミック

セラミックとレジン(プラスチック)を混ぜた材料。オールセラミックより費用を抑えられますが、 経年劣化により変色する可能性があります。

  • • 費用:抑えられる
  • • 審美性:中
  • • 変色の可能性あり

メタルボンド

金属のフレームの上にセラミックを焼き付けた材料。 強度は高いですが、金属アレルギーのリスクや、歯茎が黒ずむ可能性があります。

  • • 強度:高
  • • 金属使用
  • • 歯茎の黒ずみリスク

当院のおすすめ

当院では、ジルコニアを最もおすすめしています。 強度と審美性のバランスに優れ、長期的に安定した結果が期待できます。 前歯には透明感の高いオールセラミック(e.max)も人気です。

どのタイプを選べばいい?

お悩み別のおすすめをご紹介

奥歯の銀歯を白くしたい

虫歯の大きさによって選択します

  • 小さい虫歯:インレー
  • 中程度の虫歯:アンレー
  • 大きい虫歯:クラウン

前歯を綺麗にしたい

目的によって最適な方法が異なります

  • 色や形を整える:ベニア
  • 虫歯治療も必要:クラウン
  • すきっ歯を治す:ベニア

できるだけ歯を削りたくない

最小限の侵襲で治療できます

  • 奥歯:インレー(削る量最小)
  • 前歯:ベニア(表面のみ削る)

費用を抑えたい

インレーが最も費用対効果が高いです

  • 最安:インレー(4〜6万円)
  • 次点:アンレー(5〜7万円)

迷ったら歯科医師にご相談ください

どのタイプが最適かは、虫歯の大きさ、歯の位置、予算、審美性への要求など、 様々な要因によって決まります。

当院では、丁寧なカウンセリングを通じて、あなたに最適な治療法をご提案いたします。 無料相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

インレーとクラウンの違いは何ですか?

インレーは歯の一部だけを削って埋める「詰め物」で、クラウンは歯全体を削って被せる「被せ物」です。 虫歯が小さければインレー、大きければクラウンとなります。 インレーの方が削る量が少なく、費用も抑えられますが、強度はクラウンの方が高くなります。

インレー

  • • 部分的な詰め物
  • • 削る量が少ない
  • • 費用:4〜6万円

クラウン

  • • 歯全体の被せ物
  • • 削る量が多い
  • • 費用:8〜15万円

ベニアは前歯にしか使えないのですか?

はい、ベニアは基本的に前歯専用の治療法です。 薄いセラミックを貼り付ける構造上、強い咬合力がかかる奥歯には適していません。 奥歯を白くしたい場合は、インレー、アンレー、またはクラウンをご検討ください。

ベニアが適している部位

  • 前歯(特に上の前歯)
  • 審美性を重視する部位
  • 奥歯には不向き

アンレーとはどんな治療ですか?

アンレーは、インレーとクラウンの中間に位置する治療法です。 歯の尖った部分(咬頭)を含めて覆うため、インレーより広範囲ですが、 クラウンのように歯全体を覆うわけではありません。 中程度の虫歯や、咬頭が弱っている場合に適しています。

アンレーの特徴

  • • 治療範囲:部分的(中程度)
  • • 咬頭部分を含む
  • • 強度と審美性のバランスが良い
  • • 費用:5〜7万円

どのタイプが一番長持ちしますか?

一般的にはクラウンが最も長持ちします。 歯全体を覆うため強度が高く、適切なケアで10年以上持続することも珍しくありません。 ただし、どのタイプでも日々のケア(歯磨き、定期検診)が重要です。 また、使用する材料(ジルコニア、オールセラミックなど)によっても耐久性は変わります。

一般的な耐久年数

インレー・アンレー

約5〜10年

クラウン

約10〜15年

ベニア

約10〜15年

ジルコニア

約15年以上

治療の痛みはありますか?

治療中は局所麻酔を使用しますので、痛みはほとんど感じません。 麻酔が切れた後に多少の違和感や軽い痛みを感じることがありますが、 通常は数日で治まります。痛みに敏感な方は、事前に歯科医師にご相談ください。

痛みへの配慮

  • 表面麻酔の使用
  • 細い注射針の使用
  • 鎮痛剤の処方

治療期間はどのくらいかかりますか?

基本的には2〜4回の通院で完了します。 クラウンの場合は仮歯期間があるため、やや長くなることがあります。

治療の流れ

  1. 1検査、歯の形取り(型取り)
  2. 2セラミックの装着と調整
  3. 3必要に応じて仮歯の装着、最終調整

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