お口ポカン(口呼吸)が
引き起こす病気リスク
「癖」ではなく「病気のサイン」です
アデノイド顔貌、睡眠時無呼吸症候群、集中力低下など、
今すぐ対策が必要な8つのリスクを詳しく解説します
結論
口呼吸は「癖」ではなく、8つ以上の病気リスクを引き起こす異常な呼吸です。 放置すると、顔の骨格変形(アデノイド顔貌)や睡眠時無呼吸症候群、学力低下につながります。
6歳までに鼻呼吸を確立することで、 顔貌の変形を防ぎ、健康な成長を促すことができます。
「いつも口が開いている」は緊急性が高いサインです。 今すぐ耳鼻科と歯科の両方で診断を受けましょう。
お口ポカンチェックリスト
以下の項目に3つ以上当てはまる場合は要注意
いつも口が半開き
寝ている時に口を開けている
いびきをかく
よく鼻がつまる・鼻水が出る
朝起きた時に口が乾いている
風邪をひきやすい
口臭がある
唇が乾燥してカサカサ
食事の時にクチャクチャ音がする
猫背・姿勢が悪い
緊急性が高い症状:睡眠中の無呼吸(10秒以上息が止まる)、極度の集中力低下、日中の強い眠気が見られる場合は、今すぐ医療機関を受診してください。
口呼吸が引き起こす8つの病気リスク
アデノイド顔貌(顔の骨格変形)
下顎が後退し、顔が縦長になります。 「口ゴボ」「顎なし」と呼ばれる顔貌に変化し、6歳以降は不可逆的です。
リスク度:⭐⭐⭐⭐⭐(最重要)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に10秒以上呼吸が止まる状態が繰り返されます。 成長ホルモンの分泌が阻害され、発育不良や集中力低下につながります。
リスク度:⭐⭐⭐⭐⭐(緊急性高)
集中力低下・学力低下
脳への酸素供給量が30%減少し、 記憶力、集中力、思考力が低下します。学校の成績にも影響します。
リスク度:⭐⭐⭐⭐
虫歯・歯周病リスク増加
唾液が乾燥し、自浄作用が失われるため、 虫歯リスクが3倍に増加します。
リスク度:⭐⭐⭐⭐
感染症リスク増加
鼻のフィルター機能をバイパスするため、 ウイルス・細菌が直接体内に侵入します。風邪・インフルエンザにかかりやすくなります。
リスク度:⭐⭐⭐
その他のリスク
鼻呼吸 vs 口呼吸の違い
鼻毛・粘膜でウイルス除去
直接肺に侵入
温度・湿度を調整
乾燥した空気が侵入
30%減少
今すぐできる対策
1. 耳鼻科を受診
アデノイド・扁桃腺肥大の診断
鼻炎・副鼻腔炎の治療
必要に応じて手術(アデノイド切除)
重要:鼻の通りを良くすることが最優先
2. 歯科でMFT(口腔筋機能療法)
あいうべ体操で舌の位置を改善
ボタンプルで口唇閉鎖力を強化
プレオルソなど装置を使用
期間:3〜6ヶ月で効果が現れる
6歳までに鼻呼吸を確立するメリット
- ✓アデノイド顔貌を予防できる
- ✓集中力・学力が向上する
- ✓風邪・感染症にかかりにくくなる
- ✓睡眠の質が改善する
よくある質問
何歳までなら改善できますか?
A. 6歳までが最も改善しやすい黄金期です。 6歳以降も改善は可能ですが、骨格変形が固定化するため難易度が上がります。 思春期(12歳以降)では外科的矯正が必要になるケースが多いです。
「口を閉じなさい」と注意するだけではダメですか?
A. 声かけだけでは改善しません。 口呼吸の原因(鼻づまり、舌の位置異常、口唇閉鎖力不足)を特定し、医療的な介入(耳鼻科治療+MFT)が必要です。
鼻づまりはないのに口呼吸しています
A. 鼻づまりがなくても、舌の位置異常や口唇閉鎖力不足で口呼吸になることがあります。 この場合はMFT(口腔筋機能療法)で改善できます。当院で詳しく診断いたします。