叢生の特徴
1見た目の特徴
- ✓歯が重なり合っている:歯がデコボコに並び、重なり合って生えています
- ✓八重歯がある:犬歯が飛び出して生えている状態も叢生の一種です
- ✓歯並びがガタガタ:歯列がきれいなアーチ状にならず、凸凹しています
- ✓歯が内側や外側に傾いている:スペース不足で歯が斜めに生えています
2機能面での問題
- ✓歯磨きがしにくい:歯が重なっている部分に歯ブラシが届きにくく、磨き残しが生じます
- ✓虫歯になりやすい:磨き残しにより、虫歯のリスクが高まります
- ✓歯周病のリスク:歯茎の炎症が起きやすく、将来的な歯周病リスクが高まります
- ✓咀嚼効率の低下:歯がしっかり噛み合わないことがあります
- ✓口臭の原因:磨き残しによる細菌の繁殖で口臭が発生しやすくなります
!放置した場合のリスク
- ⚠虫歯の多発:磨き残しにより、複数の歯が虫歯になりやすくなります
- ⚠歯周病の進行:歯茎の炎症が進行し、若くして歯周病になるリスクがあります
- ⚠抜歯が必要になる可能性:成長後の治療では、スペース確保のため抜歯が必要になることがあります
- ⚠コンプレックスの形成:見た目を気にして、笑顔に自信が持てなくなります
早期発見・早期治療が重要:叢生は日本人に最も多い不正咬合です。7〜10歳での早期治療により、顎を拡大して永久歯のスペースを確保し、抜歯せずに治療できる可能性が高まります。
叢生の原因
1遺伝的要因
- ✓顎が小さい:日本人は顎が小さい傾向があり、歯が並ぶスペースが不足しやすいです
- ✓歯が大きい:歯のサイズが顎に対して大きすぎると、並びきれません
- ✓顎と歯のアンバランス:顎のサイズと歯のサイズが遺伝的にアンバランスなことがあります
遺伝の影響:親の歯並びがガタガタの場合、お子様も同様の傾向を持つ可能性が高いです。ただし、早期治療で顎を拡大することで改善が可能です。
2環境的要因(後天的な要因)
- ✓軟らかい食事:よく噛まない食生活が顎の発育不足を招きます
- ✓口呼吸:口呼吸により上顎の成長が阻害され、歯が並ぶスペースが不足します
- ✓乳歯の早期喪失:乳歯を虫歯で早く失うと、永久歯の生えるスペースが確保できません
- ✓指しゃぶり:3歳以降も続く指しゃぶりは、歯列を狭めることがあります
- ✓舌の位置:低い舌の位置は上顎の成長を妨げます
予防のポイント:よく噛む食事、鼻呼吸の確立、乳歯の虫歯予防が重要です。これらを心がけることで、顎の正常な成長を促し、叢生の予防につながります。
治療方法
11期治療(7〜12歳頃)
成長期を利用した顎の拡大が中心です。早期治療により抜歯を回避できる可能性が高まります。
- ✓急速拡大装置:上顎を短期間で効率的に拡大し、永久歯のスペースを確保します
- ✓拡大床装置:取り外し式の装置で顎を緩やかに拡大します
- ✓リンガルアーチ:歯が内側に倒れるのを防ぎ、スペースを維持します
- ✓口腔筋機能療法(MFT):舌の位置や口の周りの筋肉を改善し、顎の成長を促します
1期治療の目標:永久歯が生えるスペースを確保し、抜歯をせずに治療できる基盤を作ることです。早期治療により、2期治療が簡単になるか、不要になることもあります。
22期治療(12歳以降〜)
永久歯が生え揃った後に、歯の位置を細かく調整する段階です。
- ✓マルチブラケット装置:歯を正確に移動させて、きれいな歯並びを作ります
- ✓マウスピース矯正:透明なマウスピースで目立たずに治療可能です
※スペースが不足する場合の対処
- •IPR(ストリッピング):歯を僅かに削ってスペースを作る方法
- •抜歯:スペースが大幅に不足する場合、小臼歯を抜歯することがあります
3主な使用装置
急速拡大装置
上顎を短期間で効率的に拡大する固定式装置。最も効果的です。
1期治療
拡大床装置
取り外し式の装置で顎を緩やかに拡大します。違和感が少ないです。
1期治療
クワドヘリックス
上顎をゆっくり拡大する固定式装置。取り外しの必要がありません。
1期治療
ブラケット装置
歯の表面に装着し、正確に歯を動かします。仕上げに使用します。
2期治療
4治療期間と費用の目安
1期治療(6〜12歳頃)
1〜2年程度
(拡大に3〜6ヶ月、その後の経過観察を含む)
30〜50万円程度
(調整料:1回3,000〜5,000円程度)
2期治療(12歳以降〜)
1.5〜2.5年程度
(保定期間:2年以上)
40〜80万円程度
(1期治療から継続の場合は減額あり)
※費用は症状や使用する装置によって異なります。医療費控除の対象となる場合があります。詳しくは初回カウンセリングでご説明いたします。
最適な治療開始時期
🌟理想的な開始時期:7〜10歳
叢生の治療は、永久歯の前歯と6歳臼歯が生えた7〜10歳頃が最も効果的です。この時期に顎を拡大することで、永久歯の生えるスペースを確保し、抜歯せずに治療できる可能性が高まります。
- ✓顎の成長を利用して効果的に拡大できる時期
- ✓抜歯を回避できる可能性が高まる時期
- ✓永久歯のスペースを確保できる時期
- ✓2期治療が簡単になる、または不要になる可能性
7歳での矯正相談を推奨
叢生は最も多い不正咬合です。7歳頃に矯正歯科で検診を受けることで、叢生の有無を確認し、適切な治療開始時期を見逃さずに済みます。早期発見が抜歯を回避するための鍵です。
12歳以降でも治療可能
成長期を過ぎてしまった場合でも、マルチブラケット装置やマウスピース矯正で治療可能です。ただし、スペースが大幅に不足する場合は、抜歯が必要になることがあります。早期治療の方が選択肢が広がります。
よくある質問
叢生は抜歯しないと治せませんか?
A. 早期治療で顎を拡大すれば、抜歯せずに治療できる可能性が高まります。
- ✓早期治療(7〜10歳):顎を拡大してスペースを確保し、抜歯を回避
- ✓成長後の治療:重度の場合、スペース確保のため抜歯が必要になることがあります
- ✓IPR(ストリッピング):歯を僅かに削ってスペースを作る方法もあります
できるだけ早い時期に矯正相談を受けることで、抜歯を回避できる可能性が高まります。
八重歯は直した方がいいですか?
A. はい、八重歯も叢生の一種であり、早期治療をお勧めします。
- ✓機能面の問題:犬歯は重要な歯で、正しい位置にないと咬合に影響します
- ✓歯磨きの問題:八重歯の周りは磨きにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まります
- ✓見た目の問題:将来的にコンプレックスになることがあります
日本では八重歯を「かわいい」と捉える文化がありますが、機能面や健康面を考えると治療することをお勧めします。
急速拡大装置は痛いですか?
A. 痛みはほとんどなく、主に圧迫感や違和感程度です。
- ✓拡大時の圧迫感:ネジを回した直後に圧迫感を感じます
- ✓持続時間:圧迫感は数時間〜1日程度で治まります
- ✓効果的:短期間で顎を拡大できる最も効果的な方法です
ほとんどのお子様は数日で装置に慣れます。違和感が強い場合は調整できますので、ご相談ください。
永久歯が生え揃ってからでも拡大できますか?
A. 10代前半までは拡大可能ですが、年齢とともに難しくなります。
- ✓7〜10歳:顎の成長が活発で、最も効果的に拡大できます
- ✓11〜14歳:まだ拡大可能ですが、効果が徐々に低下します
- ✓15歳以降:骨の縫合線が閉じ始め、通常の拡大は困難になります
早ければ早いほど選択肢が広がります。気になったらすぐに相談することをお勧めします。
治療期間はどれくらいですか?
A. 叢生の程度によりますが、1期治療で1〜2年、2期治療で1.5〜2.5年程度です。
- ✓軽度の叢生:1期治療のみで終了できることもあります
- ✓中度〜重度の叢生:1期治療と2期治療の両方が必要です
- ✓早期治療のメリット:2期治療が簡単・短期間になることがあります
初回診査で叢生の程度を確認し、予想される治療期間をご説明いたします。
叢生は遺伝しますか?
A. はい、顎の大きさや歯の大きさは遺伝するため、叢生になりやすい傾向は遺伝します。
- ✓顎の大きさ:小さい顎は遺伝しやすいです
- ✓歯の大きさ:大きい歯も遺伝します
- ✓予防:遺伝的な要因があっても、早期治療で改善できます
親の歯並びがガタガタの場合、お子様も7歳頃に矯正検診を受けることをお勧めします。早期発見・早期治療が重要です。
お子様の歯並びがガタガタで気になりませんか?
叢生(ガタガタの歯並び)は早期治療で抜歯を回避できる可能性があります。
まずは無料カウンセリングでご相談ください。
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