根管治療の痛みについて
治療中・治療後の痛みと対処法を詳しく解説します
結論
根管治療に対して「痛い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、現代の歯科医療では、適切な麻酔と精密な治療技術により、痛みを最小限に抑えた治療が可能です。
治療中は麻酔が効いているため、痛みはほとんど感じません。治療後の痛みも適切な対処で軽減できます。
治療中の痛み
麻酔の効果
根管治療では、通常、局所麻酔を使用します。麻酔が効いている状態では、治療中の痛みはほとんど感じません。
麻酔が効いている場合
- •痛みはほぼ感じない
- •圧迫感や振動を感じる程度
- •リラックスして治療を受けられる
麻酔が効きにくい場合
- •炎症が強い場合
- •下顎の奥歯(骨が厚い)
- •追加の麻酔で対応可能
治療中に痛みを感じたら
すぐに手を挙げて歯科医師に伝えてください
- 追加の麻酔を行います
- 麻酔の方法を変更します
- 治療を一時中断し、痛みが治まるのを待ちます
※痛みを我慢する必要はありません。遠慮なくお伝えください。
治療後の痛み
痛みの経過
治療当日〜翌日
麻酔が切れた後、軽い痛みや違和感を感じることがあります。ズキズキとした痛みや噛んだ時の痛みが出ることもあります。
→ 処方された痛み止めを服用してください
2〜3日目
通常、痛みは徐々に軽減していきます。噛んだ時の違和感は残ることがありますが、自然に改善していきます。
→ 必要に応じて痛み止めを服用
4〜7日目
ほとんどの場合、痛みは消失します。違和感も少なくなり、通常の生活に戻れます。
→ 痛み止めは不要になります
すぐに連絡が必要な症状
- •痛み止めが効かないほどの強い痛みが続く
- •顔や歯茎が大きく腫れている
- •発熱(38度以上)がある
- •痛みが日に日に強くなる
- •3日以上経っても痛みが改善しない
このような症状がある場合は、すぐに当院にご連絡ください
痛みへの対処法
推奨される対処法
- ✓処方された痛み止めを指示通りに服用
- ✓治療した側で硬いものを噛まない
- ✓十分な睡眠と休息をとる
- ✓口腔内を清潔に保つ(やさしくブラッシング)
- ✓刺激物(辛いもの、熱いもの)を避ける
避けるべきこと
- ✗飲酒(血行が良くなり痛みが増す)
- ✗激しい運動(血行が良くなり痛みが増す)
- ✗長時間の入浴(血行が良くなり痛みが増す)
- ✗喫煙(治癒を遅らせる)
- ✗治療部位を舌や指で触る
痛み止めの服用について
痛みが出る前に服用
麻酔が切れる前(治療後2〜3時間)に服用すると効果的です
用法・用量を守る
指示された量と回数を守ってください
市販薬を使う場合
イブプロフェンやロキソプロフェンが効果的です(胃薬と一緒に服用)
よくある質問
根管治療は痛いですか?
A. 治療中は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。
現代の歯科医療では、適切な麻酔により治療中の痛みを最小限に抑えることが可能です。万が一痛みを感じた場合は、すぐに歯科医師に伝えてください。追加の麻酔や治療方法の変更で対応いたします。
治療後の痛みはどのくらい続きますか?
A. 個人差がありますが、通常2〜3日で痛みは軽減し、1週間程度で消失します。
- •治療当日〜翌日:軽い痛みや違和感を感じることがある
- •2〜3日目:痛みは徐々に軽減
- •4〜7日目:ほとんどの場合、痛みは消失
痛み止めはいつまで飲んでいいですか?
A. 痛みがある間は、処方された用法・用量を守って服用してください。
通常、2〜3日で痛みが軽減し、痛み止めは不要になります。痛みが続く場合は、処方期間内であれば継続して服用しても問題ありません。ただし、3日以上経っても痛みが改善しない場合は、当院にご連絡ください。
治療後に痛みが強くなってきました。大丈夫ですか?
A. 痛みが強くなる場合は、すぐに当院にご連絡ください。
以下の症状がある場合は緊急性が高い可能性があります:
- • 痛み止めが効かないほどの強い痛み
- • 顔や歯茎の大きな腫れ
- • 発熱(38度以上)
麻酔が効きにくいと言われました。治療は痛いですか?
A. 麻酔が効きにくい場合でも、複数の方法で痛みを抑えることができます。
- 追加の麻酔を使用します
- 麻酔の方法を変更します(伝達麻酔など)
- 炎症が強い場合は、先に炎症を抑える処置を行います
痛みを我慢する必要はありません。治療中に痛みを感じたら、すぐに手を挙げてお伝えください。